新築障がい者グループホームを計画する上でまず検討したいところ
それは設備基準の入居定員数ではないでしょうか。
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今後更なる高齢化が進み、まだまだ障がい者グループホームの需要も増していくことが予想されます。 |
【設備基準:入居定員】
1ユニット2人以上10人以下
※ただし大規模住居減算あり
1ユニットとは..
キッチン、風呂、トイレ、洗面所、リビング等生活するための設備がある住まいのこと。
足の不自由な方やご高齢の入居者のことを考えれば、誰しもが平屋10室の建物が良いと思うのではないでしょうか。
しかし8名以上の入居者を受け入れると大規模住居減算の基準により、報酬全体の5%がカットされてしまいます。
例えば、私共がご提案する木造総二階建ての障がい者グループホームの間取りです。
二世帯住宅のような構造で、各階が独立した住まいとして機能します。
各階に居室5部屋で1棟10名定員となります。もちろん報酬減算は発生しません。
近頃よく聞く「サテライト型住居」運営も将来考えたいけど...
1人暮らし大丈夫かな?
余談ですが...
私(サイト管理者)自身、学生寮で一年間生活した経験があります。初めての一人暮らしに親は心配し私も不安でしたが、寮母さんのサポートもあり、社会人としての第一歩を無事踏み出せました。
当時の仲間との共同生活は、面白おかしい出来事とともに今でも良き思い出です。
【徐々に一人暮らし出来るように】
障がい者グループホームは、一人暮らしやサテライト型住居へ移行するための生活訓練の場になります。
サテライト型住居は本格的な一人暮らしへのステップアップ的な役割りを持ち、食事や日々の相談事によるサポートは本体拠点の障がい者グループホームが提供します。
【就労継続支援事業】
グループホームの入居希望者はお仕事も探しています。移動手段が限られますので職場は近い方が良いです。
既に定員20名で就労継続支援事業を運営されている事業者様には2ユニット型グループホーム2棟の建築を
お勧めします。
【サテライト型住居運営】
グループホームの近隣でアパート等を賃貸して1人暮らしを始める利用者さんのサポートを行います。
サポート拠点は包括型障がい者グループホームとなり、同一法人が行います。
【日中サービス支援型障がい者グループホーム事業】
重度障害と高齢化に対応する介護度が高いグループホームです。
これから更に需要は増していくと考えられます。